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鉄道ネットワーク:活性化提言を提出へ 新幹線含む抜本的高速化など /四国
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四国の鉄道の将来像を考える「四国における鉄道ネットワークのあり方に関する懇談会」
(座長=常盤百樹・四経連会長)の最終会合が高松市内で開かれ、
「四国の鉄道活性化への提言」をまとめた。鉄道網の維持と、
新幹線を含む鉄道の抜本的高速化などを盛り込んでおり、近く国土交通省に提出する。
懇談会は昨年4月から、協議を開始。7月にあった最終会合には四国4県の他、
経済団体やJR四国の関係者、有識者らが出席した。
提言では、四国の鉄道の現状について、高速道路の延伸や人口減少による競争力低下で、
この20年間に鉄道利用は約3割減少したと指摘。
その上で、鉄道網を維持するため、JR四国に対する国の支援措置を活用した経営安定化や、
個別路線の維持に対する自治体の支援検討を求めている。
鉄道の高速化に関しては、四国の鉄道の表定速度が時速80キロ程度に止まるため、
現代の高速交通時代に対応していないと指摘。九州新幹線など各地で新しい路線が
次々と開業する中、「四国は地域間競争に大きく遅れをとっている」として、
新幹線導入への取り組みを進めるよう求めた。
仮に新幹線で結ばれた場合、現行3時間39分かかる松山-新大阪間を1時間40分に、
同3時間18分の高知-新大阪間を1時間35分に短縮できると試算している。
さらに、現実的な構想として、軌道の幅の異なる新幹線と在来線を直通運転する
フリーゲージトレインの導入の他、新線建設や線路の改良による、
本四間と四国県庁所在地間の高速鉄道化を求めている。【浜名晋一】