11/08/03 01:13:03.13 HQewp1Ma0 BE:22476858-PLT(12598) ポイント特典
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「新幹線効果なし」75% 鹿児島県内中小企業
3月の九州新幹線鹿児島ルート全線開通が業績に与えた影響について、鹿児島県内の中小企業の75%は「変わらない」
と受け止めていることが、日本政策金融公庫のアンケートで分かった。全線開通3カ月後の6月下旬時点のアンケートで
「プラスの影響を受けた」と回答した企業は14%にとどまった。公庫は「東日本大震災の影響もあり、まだ期待通りの
効果が出ていないようだ」と分析している。
公庫の鹿児島、川内、鹿屋の3支店が計1472社を対象にアンケートし、737社から回答を得た。
それによると「プラスの影響を受けた」とした企業は「観光・出張客が増加した」「移動が便利になり営業活動を強化できた」などの具体的効果を挙げた。
「マイナスの影響を受けた」とした企業も3%あり「他地域の企業の営業攻勢が強まった」などと回答した。
企業の規模別でみると「変わらない」は従業員数20人以上68%、20人未満79%。「プラスの影響を受けた」は20人以上22%、20人未満9%で「マイナスの影響を受けた」は20人以上3%、20人未満5%だった。
公庫は「小さな企業ほど全通効果が薄かった。資金力が乏しく、新幹線を利用した有効な事業を展開できていないからではないか」とみている。
今後の見通しについては60%が「変わらない」と回答。ただ「良くなる」と答えた企業も20%あったほか、69%が今後の地域経済に「プラスの影響がある」と期待した。
日本政策金融公庫鹿児島支店は「観光業も震災の影響を脱しつつあり、今後は期待通りの開業効果が徐々に出てくるだろう」と予測している。
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