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こっちはピカチュウのデザイナーがデザインした大分県九重町のキャラ
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大分県九重町の町花「ミヤマキリシマ」のイメージキャラクター「ミヤちゃん」が誕生した。
考案者は人気アニメ「ポケットモンスター」のピカチュウを描いたデザイナー、にしだあつこさん。
町観光協会はにしださんを６月のくじゅう山開き前夜祭に招き贈呈式をする。
同協会によると、にしださんは昨年４月、友人と九重町を訪れ、町長室で見たミヤマキリシマの写真に感激。
５月末に「キャラクターをつくりました。どうぞかわいがってください」と自ら「ミヤちゃん」を送ってきたという。
協会は「仮称の『ミヤちゃん』だが、正式名にしたい」と話している。
「ミヤちゃん」はミヤマキリシマの花を逆さにしたように、薄緑のガクが帽子でピンクの花びらが髪。
「九重町から帰ってすぐに、にしだがデザインしました」と送られてきた原画には「くじゅう連山のあちこちに生息するミヤマキリシマの精霊。
見かけた人にはしあわせが訪れる」「明るくて人懐っこく、町鳥カッコウとも仲良し。ちょっぴり目立ちたがり」などと紹介している。
６月４日夕から九重町長者原で開く前夜祭では、午後８時のキャンプファイアの前に、にしださんが坂本和昭町長らに思いを語るという。
町では「ミヤちゃん」の着ぐるみを秋までに約５０万円をかけてつくるほか、バッジ、ワッペンでの活用も検討している。（堺謙一郎）
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