11/08/01 13:05:35.94 icudaXmn0 BE:75683243-PLT(12500) ポイント特典
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放射性セシウムの検出影響
(株)安愚楽牧場(那須郡那須町埼玉2-37、登記上:同郡那須町高久丙1796、設立昭和56年12月、
資本金3000万円、三ヶ尻久美子社長、従業員514名)は8月1日、栃木義宏・柳澤憲の両弁護士
(栃木・柳澤法律事務所、東京都港区虎ノ門1-22-13秋山ビル3階、電話03-3580-1331)に債務調査を依頼した。
負債総額は平成23年3月期末時点で619億8705万円。
昭和54年1月那須町で共済方式による牧場経営を開始。和牛オーナー制度(繁殖牛のオーナーを募集し、
生まれた仔牛を買い取るシステム)で資金調達する独自のビジネス手法を開発・確立。超低金利の続く経済環境の中、
「高利回り金融商品」の一つとして一般投資家に注目され、事業規模は拡大を続け、会員数は全国各地で3万人を数える。
北海道から沖縄までの全国40カ所に自社牧場を運営するほか、預託先牧場は全国に338カ所あり、
黒毛和種牛牧場として国内最大規模を誇り、平成23年3月期は1027億2394万円と初の1000億円超と業績を伸ばしていた。
しかし、平成22年に発生した口蹄疫問題では、宮城県内の牧場で症状が発生した牛が発見され、
最終的に約1万5000頭が殺処分された。また、東日本大震災に伴う福島第1原発の放射能漏れ事故による
対象地区での牛の放牧制限、放射性セシウムの検出による福島県産牛肉の出荷制限等があり、また風評被害から
牛肉消費が落ち込み市場価格が急落したため、出荷を見合わせる事態に至った。
その結果、資金繰りが悪化し、取引先への代金支払は現在停止状態となっている。
担当弁護士側は資産・負債の調査は1カ月以内に終了することとし、その後今後の方針決定した際に改めて
発表するとしている。
弁護士事務所では債権者向けに専用のコールセンター(050-5505-3720、受付時間:月曜日~金曜日、
午前9時~午後5時)を開設している。
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