11/07/29 20:33:57.10 kqcFFKYJ0
体育館に着くとそこは地獄だった。
舞台に立っている彩は観客から罵声を浴び泣いていた。
彩「き・・・今日のライブの予定は・・・」
観客「うるせーぞ!!ひっこめ!!はやくバンドやれや!!」
彩「今日の・・・ライブは中止に・・・」
待ってました言わんばかりに暴れる観客。
もうどうにもならない。文化祭実行委員、そして彩があきらめかけた時
彩の後ろの緞帳が静かに上がった。
ヒロシ「二年ぶりだな!」
ノボル「まさかまた俺達でバンドやるとはな!」
ヨシオ「○○!!ちゃんと歌えんのか?」
俺「聴いてからのお楽しみだ・・・」
なおも騒ぐ観客、いや、暴徒達。
しかしそのうちの一人が俺達を見て慌てふためいた。
観客「おい・・・あれは・・・『レザ・ボア・ナイフズ』の○○じゃないか!?」
観客「嘘だろ!?いや、○○だけじゃないぜ!!ギターのヒロシ、ベースのノボル、ドラムのヨシオも全員いる!!」
観客「嘘だろ!?あいつら2年前に解散したんじゃないのかよ!!」
解散「ちくしょう!!ビデオカメラ持って来りゃよかったぜ!!」
俺「よし・・・静かになったな・・・今日はお前達が楽しみにしてたバンドは中止になった。
代わりに俺達がバンドやることになっが・・・これで勘弁してくれ・・・」
観客「あんな糞バンドどうでもいい!!早く聴かせてくれ!!」
観客「おい・・・このライブどんなサプライズだよ・・・早く聴かせてくれ!!『レザ・ボア・ナイフズ』のいかれた音を!」
俺「それじゃ・・・歌わしてもらうぜ・・・『クローズドアイズ』」