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交通警察官はつらいよ（元警：談）
反則切符、警部補が放置＝４９件時効に、書類送検－茨城県警
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交通違反の反則切符などを処理せず自宅に隠したとして、茨城県警は２８日、県警竜ケ崎署交通課の男性警部補（５３）を公用文書毀棄（きき）容疑で書類送検し、停職３カ月の懲戒処分にしたと発表した。
警部補は同日付で退職し、「事件関係者と都合が合わず、聴取できないまま新しい事件が起きた。長期間放置しており、発覚を恐れた」と話しているという。
書類送検容疑では２００６年１２月～０９年３月、県警常総署で処理を怠った交通違反切符などの捜査書類８６件を、つくば市の自宅に持ち帰り隠した疑い。
県警監察室によると、警部補は０３年４月から同署交通課で切符の審査や点検、送検の事務処理を担当。
８６件は０２年７月～０９年２月までのもので、前任者からの引き継ぎも含まれていた。
無免許運転や飲酒運転など５８件の違反のうち、放置によって４９件が時効になった。警
部補は発覚しないよう管理システムを改ざんしていたという。
（2011/07/28-19:16）