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「神の粒子」は存在する?かすかなヒント見つけたとCERN
2011年07月26日 13:44 発信地:パリ/フランス
【7月26日 AFP】世界最大の粒子加速器「大型ハドロン衝突型加速器(Large Hadron Collider、LHC)」を運
用する欧州合同原子核研究機構(European Organisation for Nuclear Research、CERN)は25日、「神の粒
子」とも呼ばれるヒッグス粒子(Higgs Boson)の実在を示すかすかなヒントが得られたと発表した。ヒッグス粒
子の有無に関する決定的証拠は2012年末までには得られる見込みだという。
CERNのロルフ・ホイヤー(Rolf-Dieter Heuer)所長はスイス・ジュネーブ(Geneva)のCERN本部で会見を
開き、「ヒッグス粒子については、存在の有無を除いてはすべてがわかっている。『あるべきかあらざるべき
か』というシェークスピア的な問いの答えは来年末までに出るだろう」と述べた。
一方、米エネルギー省のフェルミ国立加速器研究所(Fermilab)も、ヒッグス粒子の存在の証拠となり得る
兆しを見つけたと発表した。同研究所ではヒッグス粒子の発見を目指す2つの実験が行われているが、一方
の実験の広報担当者は前週、「ヒッグス粒子の探索は最もエキサイティングな最終ステージに入った」とする
声明を出していた。
CERNもフェルミ研究所も、ヒッグス粒子が存在している可能性のある質量の範囲を大きく絞り込んでいる
が、ヒッグス粒子の発見をめぐる両者の競争が益々過熱することも意味している。ヒッグス粒子の有無に関し
て動かぬ証拠を提示した研究グループには、ほぼ間違いなくノーベル物理学賞が与えられると言われている。
URLリンク(www.afpbb.com)
続く
スイス・ジュネーブ(Geneva)近郊にある欧州合同原子核研究機構(European Organisation for Nuclear
Research、CERN)のCMS実験制御室で観測された初めての超高エネルギー衝突を示すモニター(2010年3
月30日撮影、資料写真)。(c)AFP/FABRICE COFFRINI
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