11/07/25 01:30:46.91 Kwqlz4S/0 BE:474031542-PLT(12096) ポイント特典
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【著者に聞きたい】森下典子さん
50代独身の著者は母親と2人で平穏に暮らす。そんなある日、家の敷地内のアジサイの茂みに野良猫が子を産んだ。
猫たちとの約1年間の暮らしを楽しくつづったエッセー。猫好きでなくても猫にいとおしさを感じてしまう。
「まさか猫を飼うはめになるとは。母も私も猫嫌いだったのに」と森下さんは感慨深げに話す。
いざ飼ってみると世話が大変。なにしろ5匹の子猫がいた。すべてを飼うわけにはいかないので、引き取り手を探した。子猫の4匹は知り合いに徐々に引き取られ、結局、母猫のミミと長男ネコの太郎が家に残った。
「猫との暮らしを必要とし、かわいがってくれる人たちにもらわれていったので安心しています。いまもみな写真をメールで送ってきて様子を知らせてくれます」
しかし、一匹一匹と引き取られて家から去っていく際の描写は悲しい。
「猫は人間の言葉は話せませんが、一緒に暮らしてみると人の気持ちを理解し、こまやかな感情をもっているのがわかりました」
だから森下さんは常に話しかける。話しかけられた猫の反応もまた楽しい。
「2階で仕事をしていて夕食時になると、階段を上って呼びにきたり、母猫は子猫のいないところで甘えてきたり。かわいいものです」
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