11/07/24 20:04:25.64 JZD5gQ8SP BE:225810443-PLT(12000) ポイント特典
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『パリ歴史事典 普及版』アルフレッド・フィエロ著、鹿島茂監訳
パリが舞台の小説を読むとき、あるいはパリの風俗を描いた画集をめくるとき、
かたわらにこの事典があれば理解はグッと深まるだろう。
監訳者の序文によれば、本書は「パリの生活のありとあらゆる面をカバーしている」。
「オペラ」「キャバレー」「下水道」…といった600の項目で、パリが歴史的にひもとかれてゆく。
例えば「犬」はこう締めくくられる。「最近、犬の用足しのための場所、『犬便所』が登場した。
しかし、犬は字を読むことはできず、いたるところで用を足し続けている。
解決策がない以上、パリの歩行者に危険を警告する以外にはあるまい」。
著者はパリ市立歴史図書館の主任司書で、パリ史研究の第一人者。(白水社・4935円)
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