文学は自信を喪失している? 時代の一端を映し出しているラノベは芥川賞候補にはなれないat NEWS
文学は自信を喪失している? 時代の一端を映し出しているラノベは芥川賞候補にはなれない - 暇つぶし2ch1:名無しさん@涙目です。(福島県)
11/07/21 16:43:42.42 O5LfGYgP0 BE:1459507199-PLT(12001) ポイント特典
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文学は自信を喪失しているのでしょうか…? 「該当作なし」の芥川賞


 文壇最大の“お祭り”といえば、言わずと知れた芥川賞と直木賞。特に芥川賞は本好きの高い注目を集める。
その145回目の選考会が7月14日、東京・築地の料亭「新喜楽」で開催された。

 発表会見が行われる部屋では、報道関係者が興奮気味に、今か今かと発表を待ち構える。
そしてついに、選考結果を記した紙が張り出された…のだが、そこに書かれていたのは「該当作なし」。場の熱気が一気に冷めていく。

 ほどなくして選考委員の山田詠美さんが登場。受賞者を出さないという選択も、勇気のいることに違いない。
なぜ該当作なしと判断したのか、気持ちを切り替えて聞き入るのだが、どのような意見が出たのかと記者から質問されても、
言葉少なに語るのみ。どうも「褒めるよりも、欠点を見つけることにこれほど言葉を尽くした賞はかつてなかったのでは」という発言が飛び出すほど、つらい選考経過だったようだ。

 そんな発表を聞きながら頭をかすめたのは、芥川賞自体が揺らいでいるのではないか、という疑問。一読者として、芥川賞は時代をえぐった、
優れた作品に贈られる新人文学賞だというイメージを持ってきた。しかし、文学が時代をえぐること自体が難しいご時世になっているのなら、その土台が揺らいでしまう。

 例えばラノベこと、ライトノベル。今では中年層にも固定ファンがいるほど支持を広げている、アニメ系美少女のイラストが表紙を彩る作品群は、
確実に時代の一端を映し出している。ただ、ラノベ出身の作家が大きな文学賞に輝くことも増えてきたものの、純然たるラノベ作品が芥川賞の候補になることは正直想像しにくい。

 かつては自分探しの必須アイテムとして確固たる地位を誇った“文学”自体が、自信を喪失しているのだろうか? 
「文学とは何たるか」が交わされない会見のさなか、そんな意地の悪いことを考えてしまった。

 筆者自身は、文学が読み手に伝えるつらさや不都合な現実も血肉として取り込み、生きていきたいと思う昔かたぎ(読解力は低いが…)。
苦渋の先に、新たな地平が見えてくることを期待せずにはいられない。(瀬木広哉・共同通信文化部記者)


URLリンク(www.47news.jp)


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