11/07/18 21:24:44.79 rneyfJXJ0 BE:1676550555-PLT(12000) ポイント特典
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放射性セシウムに汚染された稲わらを肉牛に与えていた問題で、福島県は18日、新たに同県須賀川市、本宮市などの農家7戸が肉牛に汚染わらを食べさせ、
これらの農家から6都県に計411頭が出荷されたと発表した。本宮市の農家のわらからは、これまでで最も高い1キログラム当たり69万ベクレルを検出した。
出荷先の内訳は東京199頭、兵庫192頭、群馬9頭、福島8頭、栃木2頭、埼玉1頭。
兵庫県によると県内192頭の出荷先はすべて西宮市。同市保健所の調べでは、市内の食肉卸売業者が大半を福島県須賀川市から仕入れ、
4月4日~7月4日に順次、西宮市食肉センターで解体されたという。同保健所は、解体後の流通ルートや保管状況などについて、19日から詳しく調べる方針。
また新潟県は、同県長岡市の農家2戸で肉用牛に与えていた宮城県産わらから
最大で2万600ベクレルのセシウムを検出、このうち1戸が24頭を既に出荷したことを明らかにした。
政府は19日にも原子力災害対策特別措置法に基づき、福島県全域の肉用牛の出荷停止を県に指示する方針。
福島県は7農家に対し、肉牛の出荷や移動の自粛のほか、稲わらを与えることを禁止。
新潟県も2農家に肉牛の出荷と移動の自粛を要請、県内の農家に宮城県産わらを使用しないよう求めた。
7農家は須賀川市、本宮市の各1戸のほか、郡山市の2戸と二本松市、白河市、会津坂下町の各1戸。
このうち須賀川市と二本松市の2戸は放射性セシウムが検出された稲わらを宮城、福島県の業者からそれぞれ購入していた。
69万ベクレルを検出した本宮市のわらは福島第1原発事故後、農家が集めたものだった。7戸のうち6戸は屋外保管の飼料を家畜に与えないよう求めた国の通知を
「知らなかった」と説明。1戸は知っていたが、業者から購入し、問題ないと説明しているという。
共同通信の集計では、これまでに福島、新潟両県から汚染の疑いのあるケースを含め出荷されたのは福島県南相馬市の17頭、浅川町の42頭と合わせ計578頭になり、
流通先は少なくとも37都道府県に上った。厚生労働省と関係自治体は流通ルートや汚染実態の調査を進めている。
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