11/07/18 21:24:08.33 8vm5El22P BE:3067877568-PLT(18000) ポイント特典
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セシウム汚染:焼き肉店、客遠のく 経営悪化に拍車
肉牛の放射性セシウム汚染の広がりは、焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」の集団食中毒で
客足が落ち込んだ焼き肉店の経営悪化にも拍車をかけている。客からは安全性を心配する声がある一方、
「人体への影響は出ていないのに騒ぎすぎ」と冷静に受け止める意見もあった。
多くの焼き肉店が軒を連ねる東京・上野。連休中日の17日、街は買い物客でにぎわうが、焼き肉店の店内はランチタイムでも空席が目立つ。
上野駅近くのビル2階に店を構える「焼肉釜山」オーナーの高大栄(こう・だいえい)さん(49)は「お客さんが減ってしまった」とこぼす。
昨年7月、埼玉県内から上野に店を移し、経営が軌道に乗り始めていたが、東日本大震災で売り上げはダウン。
その後は食中毒事件の影響に見舞われた。持ち直しつつあったところで「セシウム汚染」が発覚し、売り上げは半分程度に落ち込んだ。
土日に多かった子供連れの客はほとんどなくなり、常連客からも「放射能は大丈夫か」と心配する声が多いという。
別の店の男性店長(30)も「売り上げが1~2割程度落ちた」。産地についての問い合わせが多く、
看板に産地を明示することも検討しているという。
客の反応はさまざま。川崎市の会社員、亀山七瀬さん(30)は
「国産の肉は食べたくない。国が示している基準が本当に安全なのかも分からない。これからは産地を気にして食べたい」。
一方、東京都台東区の男性会社員(48)は「今のところ人体に影響は出ていない」。
茨城県日立市の男性会社員(52)も「ちょっと騒ぎすぎのような気がする」と言った。
大手チェーン店でも使用を自粛する動きが広がっている。
東京都内にある「叙々苑」(東京都港区)のある店舗は「個体識別番号を気にされるお客様もいらっしゃる。
でも和牛は産地がはっきりわかるので、ユッケの食中毒事件の時ほど影響はありません」と話した。
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