11/07/15 05:47:09.20 qbh9EKE80 BE:166687834-PLT(18000) ポイント特典
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福島第1原発事故後から5月上旬までの間に、警戒区域内にあるコンビニ27店のうち25店のATMが破壊され、現金計4億2千万円が
盗まれていたことが14日、警察庁のまとめで分かった。3~6月に認知した同区域内の空き巣は169件(前年同期9件)、店舗荒らしは25件
(同1件)で大幅に増加していた。
まとめによると、津波の被害に遭った地域でコンビニのATMから現金が盗まれた事件は岩手2件、宮城14件、福島4件で、被害額は計約
2億5千万円。宮城では、金融機関のATM5件からも計1500万円が盗まれていたほか、空き巣と店舗荒らしの被害がほぼ2倍に上っていた。
3県とも3~6月の県全体の刑法犯の認知件数は15~21%減少しているが、空き巣と店舗荒らしだけが増加しており、震災の混乱や原発
事故に乗じて窃盗犯が犯行に及んだ実態が浮き彫りになっている。
一方、福島県警は4月上旬、20キロ圏内の金融機関とコンビニのATMの現金を警備会社員らと一緒に回収するため、国や自治体で組織
するオフサイトセンター(緊急事態応急対策拠点施設)に、区域内への立ち入り許可を要請した。
同センターは立ち入りを認めたが、経路など詳細な計画書の提出を要求。結局、最初に回収できたのは1週間以上経過した15日になった。
県警はその後、煩雑な手続きを一方的に取りやめ、連絡だけで回収作業を継続、5月上旬に回収を終えたという。
20キロ圏内は当時、避難指示が出されていたが、立ち入る市民も多く、窃盗事件の大半は警戒区域に指定される4月22日までに行われた
とみられている。同センターの対応の遅さが被害を拡大させたとの指摘もあるが、同センターは「1週間かかったという事実は把握していない」
としている。
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