福島原発の作業員が死亡 初の労災申請へ 「お前は言葉もわからない。2年後は一緒にタイで農業を」 at NEWS
福島原発の作業員が死亡 初の労災申請へ 「お前は言葉もわからない。2年後は一緒にタイで農業を」  - 暇つぶし2ch1:名無しさん@涙目です。(岩手県)
11/07/12 03:28:01.20 7Nj7aKoL0 BE:772313055-PLT(12000) ポイント特典
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福島第1原発:東芝協力企業の作業員死亡 労災申請へ

東芝(本社・東京都港区)の協力企業から派遣され東京電力福島第1原発事故の収束作業中に心筋梗塞(こうそく)で死亡した
男性作業員の遺族が、「発症は短期間の過重業務が原因」として週内にも労災を申請することが11日、分かった。同原発事故
の収束作業をめぐる労災申請は初めてとみられ、労働基準監督署の判断が注目される。

◇「危ないと知らず送り出した」と悔やむ妻
「危ないところとは知らずに夫を送り出してしまった」。大角さんの妻カニカさんは悔やむ。配管工として
全国の原発を転々とし、溶接で作業服によく穴を開けて帰ってきた。福島へ行く前日の5月10日、カニカさんは
新しい作業服2着と靴や帽子などを買い、旅行かばんに入れた。

11日午後8時ごろ、福島第1原発の宿舎に到着した大角さんから電話があった。
「寂しい?」
「現場は暑いから気をつけてね」
「僕を心配しないで、自分のことを心配しなさい。あと2年働く。お前は言葉(日本語の読み書き)も分からないから、2年後は一緒にタイで農業をしよう」。
それが夫婦の最後の会話だった。

「いつも私をかばってくれる思いやりのある夫でした」とカニカさんは声を震わせる。「最後まで私のことを心配してくれていました。たった3日で死んでしまうなんて……」

15日朝、福島県内の警察署で夫の遺体と対面した。両耳が濃い紫色に変色、ほおやあごに傷があった。
でも、病死とされ、遺族には何の補償もない。
カニカさんは弁当製造のパートとして働いている。朝5時に家を出て職場に向かい、帰りは午後7時、残業があると午後10時ごろになる。
1カ月の手取りは13万円ほどだ。家にはテレビはない。「夫がいないと道も分からない」と心細さに涙する。
「ただいま」「おう、お帰り」という夫婦の会話を思い出す。
今でもカニカさんは1人で暮らすアパートで「ただいま」と声をかける。でも、返事は返ってこない。

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