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再生可能エネルギー 競争激化でコスト低減
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
米カリフォルニア州では、電力需要ピーク時における太陽光発電の料金が、天然
ガスによる火力発電に肉薄しつつあるという。9日付の英紙フィナンシャル・タイム
ズ(FT、アジア版)によると、太陽光パネル世界最大手の米ファースト・ソーラーは、
パネル価格の下落などを受けカリフォルニア州で2014年に1キロワット時あたり
10~12セント(約8~10円)での太陽光発電が可能になり、公共機関などへ売電
できるとみる。現在、米国で太陽光発電は1キロワット時21セント程度のコストがか
かるとされ、ほぼ半額での発電が可能になる計算だ。ガスによる火力発電は通常さら
に廉価だが、電力使用のピーク時は価格が上昇するため、ほぼ互角になるという。
FTによると、太陽光発電のコストは過去5年で約60%下がった。背景にあるの
は、需要増を見込んだ発電機器メーカーの生産能力拡大と、部品価格の下落だ。
中国の太陽光発電機器大手などは軒並み生産能力を拡大しており、パネル価格は
過去5カ月で約17%も下がった。業界では競争激化を受け、すでに大手による買収
など「業界再編に適した時期」(FT)に入っていると指摘されている。