11/06/23 20:44:37.46 Am9n07uR0 BE:947999827-PLT(12003) ポイント特典
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◆男子児童の手紙の要旨◆
突然ですが、僕のお父さんは東電の社員です。(原発事故や計画停電についての東電の
責任を指摘した毎小の記事を読んで)無責任だと思いました。原子力発電を造ったのは
東京電力ですが、つくるきっかけをつくったのは、日本人、いや世界中の人々です。
発電所を増やさなければならなかったのは、日本人が夜遅くまでスーパーを開けたり、
ゲームをしたり、無駄に電気を使ったからです。中でも原発を造らなければならなかったのは、
地球温暖化を防ぐためです。温暖化を進めたのは世界中の人々です。そう考えると原発を
造ったのは、東電も含み、みんなであり、みんなも無責任であるといえます。
※編集部に寄せられた意見
◆ぼくは、東電がまちがっていると思います。人々が大量に電気を消費するから原発を
つくるしかなかったというのは、いいわけにしか聞こえないと思います。
安全だといい、人々をだまし、古くなった原子炉をうごかしつづけてきたことにより、事故が
起こってしまったことも問題です。(男子児童の)手紙には、原子力にみんながたよっていたから
事故が起こってしまったという感じで書いてあったけれど、それは東電の人たちが、福島の
人たちに、道路をよくしたり、補助金を出したりして、たよらせるようにしむけたのだと、
ぼくは思います。(京都府・小6)
◆私は、原発事故にかんして国民全体に責任があるという考え方には反対です。電気の
無駄使いについては責任があるかもしれません。でも、私たちは(原発の)危険性について
どれだけ知らされていたでしょうか? 学校で習ってきたでしょうか?
むしろ、学校の掲示板に、原発はクリーンなエネルギーで、安全で不可欠なものだという
ポスターがはってありました。そうしたポスターや作文の募集もありました。それをしたのは、
東京電力と国です。そんな教育をうけた私たちが、原発はあぶない! つくらないほうがいい!
という意見をもつことができたでしょうか。これからみんなで話し合って、大人が何を間違えたのか、
を考えていく必要があると思います。(神奈川県鎌倉市・小5)
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