11/06/20 19:52:26.55 wm8EOb0H0 BE:947999827-PLT(12000) ポイント特典
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大手格付け会社の「ムーディーズ・ジャパン」は、福島第一原子力発電所の事故で東京電力は
損害賠償の負担が増えるとともに、賠償を支援する法案も成立が遅れる可能性があるとして、
東京電力の信用力を示す格付けを4段階引き下げました。
ムーディーズによりますと、福島第一原発の事故を巡り、東京電力は事故の収束までの費用や
損害の賠償が増えることが見込まれるうえ、賠償の支払いを支援する法案も迅速に成立しない
可能性があると指摘しています。このため、ムーディーズは、東京電力の格付けを現在の「Baa3」
から一気に4段階引き下げ、21段階のうち、上から14番目の「B1」にしたと発表しました
。これによって、東京電力の格付けは「投機的で信用リスクが高い」水準にされたことになります。
東京電力の格付けを巡っては、別の大手格付け会社「スタンダード・アンド・プアーズ」も、先月30日、
投機的な要素が強く、投資対象としてはリスクが高いとされる水準まで引き下げています。これについて、
ムーディーズの担当者は20日夜に記者会見し、「今の政治情勢を見ると、東京電力の損害賠償を
支援する法案が成立するかどうかも不透明だ。引き続き、格下げの方向で見直しを検討する」と述べました。
ムーディーズが東京電力の格付けを引き下げたことについて、東京電力は「格下げの事実は真摯
(しんし)に受け止めるが、まずは、福島第一原子力発電所の事故の収束に務め、金融市場での
信用力の回復を図っていくとともに、経営の合理化に従来にもまして取り組んでいきたい」などとコ
メントしています。
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