11/06/18 08:54:52.04 63MhXarM0 BE:1219109663-PLT(12000) ポイント特典
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台湾のエイサー(Acer)は現地時間15日、2011年のタブレット端末の予想出荷台数を、従来の目標から約60%引き下げると発表。
あわせて、ノートPC(ネットブック)の出荷台数も前年を下回る可能性があることを明らかにした。
エイサーはこれまで、今年のタブレットの予想出荷台数を500万?700万台としていたが、今回これを250万?300万台に変更。
また昨年11月時点で20?25%の増加を見込んでいたノートPCについても前年並み、もしくは前年を下回ることになりそうだとしている。
この業績見通しの変更について、エイサーは欧州市場の景気回復の遅れと、アップル(Apple)のタブレット端末「iPad」人気の影響による
ネットブックの販売台数減少を挙げている。同社は今月に入って、欧州での在庫処分や会計処理に関わる費用として
1億5000万ドルの特別損失を計上すること、ならびに欧州での15%の人員削減を明らかにしていた。
タブレット端末の市場拡大の影響を受けて、PCへの需要は減少を続けており、調査会社IDCでは2011年度のPC出荷台数の
伸び率を2月時点の7.1%から今月には4.2%に引き下げていた。またガートナー(Gartner)でも2011年度の出荷台数成長率を
当初の10.5%から9.3%まで引き下げている。
エイサーのJ・T・ワン(J.T.Wang)会長は、在庫調整を行うのは欧州市場だけで、アジアや米国市場では好調が続いているとし、
今年後半には全体の業績が持ち直すとしている。タブレット端末分野への参入に出遅れたエイサーでは4月初めに
ジャンフランコ・ランシ(Gianfranco Lanci)CEOが解任され、その後は会長のワン氏が暫定CEOを兼任している。
また、先ごろBMO Capital Markets(以下:BCM)という調査会社が発表したタブレット市場のメーカー別販売台数予測では、
エイサーは200万台で第5位タイとなっていた。
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