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東海3連動地震、名古屋中心部も浸水 名大准教授ら調査
2011年6月15日5時49分
東海・東南海・南海の3連動地震が起き、堤防が決壊した場合、津波や河川の氾濫(はんらん)で名古屋市の中心部に至る広い地域で浸水被害が出る可能性があることが、
名古屋大大学院工学研究科の川崎浩司准教授(海岸工学)らの研究で分かった。
運転停止中の浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)の周辺では、満潮時に高さ約6メートルの津波が到達して手前の砂丘を乗り越え、
東日本大震災を受けて新設予定の高さ15メートル以上の防潮堤(防波壁)を越えて遡上(そじょう)する可能性も指摘した。
陸上を遡上した津波が海面からどの高さまで到達したかを示す「遡上高(だか)」は、津波の高さの2~4倍に達すると考えられている。
中部電力は津波対策として防潮堤のほか、非常用電源の高台設置を決めている。
URLリンク(www.asahi.com)
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