11/06/03 22:53:23.23 VO8urv0b0
1948年生まれの俺の父親は野球の星野監督が大好きな、ど根性・精神論丸出しである。
幼少の頃から病気はご法度。気がたるんでいると言う理由であった。
風邪も気の緩みという事で、微熱があっても外を走って来いと言われた。学校を休むなんて当然、ご法度だった。
毎日のように、口癖が「根性・根性・気の緩み」だった。
そんな親父は未だに、タバコ・酒はやめられない。
そして最近、成人病を発症し、一生、通院しなければならない体になった。
親父は重度の成人病が発覚した時、死んだ方がマシだなどと泣き言を言っていた。
いや、実際に涙を流していた。だが俺は言ってやったんだ。
「お前どんだけ弱いの? お前の医療費で日本に迷惑をかけるから、根性で病気を治せよ」
「お前、病気は根性で治せると言ってたじゃん。タダでさえお前ら団塊世代は日本のガンなのに」
親父は泣いていた。