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雲仙・普賢岳の大火砕流から20年 3日に追悼式
長崎県の雲仙・普賢岳で43人が犠牲となった大火砕流発生から3日で20年を迎える。この日を「いのりの日」としている同県島原市では午前10時から「犠牲者追悼式」を開催。
発生時間の午後4時8分にはサイレンを鳴らし、全市民が慰霊の祈りを捧げ、復興から振興への誓いを新たにする。
普賢岳は1990年11月17日、198年ぶりに噴火。96年6月の終息宣言まで、火砕流が9432回、土石流も32回発生した。住民避難は最大時約1万人、期間は最長6年に及んだ。
島原市と旧深江町(現・南島原市)の建物被害は約2500棟。被害総額は商工・農林水産業も含めて約2300億円。復旧・復興対策に約4546億円が投じられ、国直轄の砂防工事を除き、ほぼ完了した。
島原市など島原半島3市は観光客を取り戻すため、噴火で出現した溶岩ドーム(平成新山)を柱に「火山との共生」をうたう体験型観光の振興に取り組む。
2009年には地質学的に貴重な遺産が残された自然公園として、島原半島が世界ジオパークに認定された。12年5月には約30カ国の代表を集めた「ジオパーク国際ユネスコ会議」が島原市で開かれる。(中山尭)
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