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投資家、5割強が利益 「高倍率」+「放置」は禁物
《通説》外国為替証拠金(FX)取引では投資家の大半が損失を被り、利益を上げられるのはごく一部。
《実態》昨年は5割強の投資家がFX取引で利益を上げた。
FX取引はわずかな証拠金で多額の取引ができるため、高リスクとの印象を持たれがちだ。それでは実際はどうか。
月刊の投資情報誌「日経マネー」が実施した調査では通説を覆す結果が出た。
「日経マネー」の個人投資家調査は、東日本大震災前の2月中下旬に実施し、1万1580人の回答を得た。FX取引をしているかという
質問に対し「はい」と答えたのは2割強にあたる2431人だった。3年前の調査では16%弱にとどまっており、投資家層は徐々に広がっている。
2010年の取引で運用成績がプラスだった投資家の割合は52%にのぼった。過半の投資家が利益を上げていたことになる。
成績の良い投資家の方がアンケートに答えやすいという「生存者バイアス」があることを考えても、単純な勝ち負けはほぼ五分五分といえる。
もっとも回答内容を詳しくみると、FX取引に特有の注意点も浮かび上がる。左の表にある通り、取引の証拠金倍率(レバレッジ)が高くなるほど、利益を上げた投資家の比率は低下する。
20倍以上では損益がマイナスの投資家の方が多い。
高倍率では相場急変時にロスカット(損切り)を受けやすくなる。投機的な投資家ほど、高倍率取引を好む傾向があることも影響しているようだ。
表では触れていないが、売買頻度と運用成績にも一定の関係がある。株式投資とは異なり、売買頻度が少なくなるほど運用成績が振るわなくなる傾向があるのだ。
特に「高倍率、かつ取引頻度が月1回以下」では負けが目立つ。為替相場が動くメカニズムは複雑で、潮目も目まぐるしく動く。それだけに、丁寧な売買の管理が必要になるといえそうだ。
URLリンク(www.nikkei.com)