11/06/02 17:10:05.05 RDoa6pbp0
毎日毎日メルトダウンだ、セシウムが基準値を上回った、高濃度汚染水が何万トン貯まった、と福島原発事故のシビアな現状が報道されているため国民はマヒしてしまったのでしょうか。
平時なら大変な大事故だと思うのですが、ほとんど話題になっていないのが浜岡原発5号機の海水混入事故であります。
報道によると、復水器の細管が破損して大量の海水が復水器のホットウェル(蒸気→水が貯まるところ)に流入し、5トンがそのまま原子炉へ流れ込んでしまった。
海水が流れ込んで原子炉が使い物にならなくなる心配だけではなく、本当の問題は
原子炉内と直接繋がっている機器の一部が破損して外部とスカスカになっている
ということであります。福島原発事故がなければ大変な大事故なのであります。
私の記憶では、この細管はシームレスのチタンチューブ。そう簡単には破損しません。いや想定外のことが起こらない限り、破損しないように設計されているのです。
ではなぜ破損してしまったか。運転停止に絡む事故のようですので、あくまで友里の推測ですが
ウオーターハンマー(水撃作用)
ではないかと。管内の流体を急激にバルブなどで閉めたとき、衝撃や振動水圧が発生して配管を破損させてしまうことがあるのですが、今回の流入事故はこれではないかと。
浜岡原発は5基とも、原子炉は東芝、タービン系(今回の復水器も含む)は日立が担当しております。
現在日立内では事故検証が進められていると思いますが、今回の海水流入事故により、原子炉内の除塩作業だけではなく
復水器の大改修
もしなければ5号機は再起動出来なくなってしまった。
安直な菅総理の停止要請をあっさり受けてしまった為、中電は何十億(もしかしたら3桁突入)の余計な出費をしなければならなくなったのです。
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