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宇宙の最初期、131億光年先で起きたガンマ線バースト
NASAのガンマ線観測衛星「スウィフト」が2009年に検出したガンマ線バーストが、
観測史上最遠の131億4000万光年先で起きたものと結論づけられた。
もっとも遠い天体候補の1つとしても挙げることができる。
「ガンマ線バースト」とは、宇宙の彼方で太陽の30倍もの大質量星が最期を迎える際に起きる、
宇宙で最も明るい天体現象のことで、
太陽が一生の間に放つエネルギーをわずか数秒間に解き放ってしまうという大爆発である。
その成り立ちはこうだ。核融合で輝き続けた大質量星が燃料を失い、
中心核がつぶれてブラックホールができる。
ブラックホールが吸い込む物質はほぼ光速に近いジェットとなって放たれ、
星の外層の物質と衝突することでガンマ線放射が始まる。
そして星の表面からガンマ線のビームが飛び出すと、ガンマ線バーストとして観測される。
ジェットは星の表面を越えてなおも運動し続け、
星の周囲に流出しているガスと衝突することで残光を生み出す。
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