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その時 何が(8)消えた列車(宮城・東松島)
◎命運分けた停車位置/高台の下り線、津波免れる
震災の直前、JR仙石線野蒜駅(東松島市)を同じ時刻に発車した2本の列車があった。ともに4両
編成の仙台行き上り普通列車と石巻行き下り快速列車。海沿いを走行中に地震に襲われ、3月1
2日の朝刊は「野蒜駅付近を走行していた列車と連絡が取れないとの情報がある」と伝えた。乗客
の明暗が分かれた。
3月11日午後2時46分。2本の列車は時刻表通り、野蒜駅からそれぞれの目的地へ出発した。窓
の外は雪が舞っていた。
仙台に向かう上り列車の乗客は、会社員や小学生ら約50人。駅を出てすぐ、携帯電話が一斉に鳴
りだした。「宮城沖で地震発生」。緊急地震速報だった。ほぼ同時に車両が揺れ始めた。
あちこちで悲鳴が上がった。石巻専修大3年菊谷尚志さん(20)は思わず手すりをつかんだ。「大人
2人に揺さぶられているようだった」
車両が緊急停止した場所は駅から約700メートル。近くには東松島市指定避難所の野蒜小があった。
「乗客を野蒜小に避難させてください」。仙台のJRの指令担当者から無線指示を受けた乗務員の案
内で、乗客は約300メートルの道のりを歩いた。誘導された体育館には、既に100人以上が避難し
ていた。
(略)
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