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今月初めにグランドオープンしたばかりの新しいJR大阪駅で、想定外の事態がJR西日本を悩ませている。
リニューアルのシンボル・大屋根の下に、風に飛ばされた雨が横から吹き込むことがわかり、
撤去するはずだったホームの古い屋根に手をつけられない。欧州の駅の開放感を演出するはずだった
自慢の眺望は「視界不良」に陥っている。
大屋根の直下に広がる「時空(とき)の広場」。南北の駅ビルをつなぐ連絡橋の上に作られ、
ホームを往来する電車をそこからジオラマのように見下ろせるというのが当初の売りだった。
18日夕、大阪市の会社員橋本篤さん(27)は広場に次男(1)を連れてきた。
抱っこして往来する電車を見せようとしたが、古いホーム屋根が視界を遮り、電車がよく見えない。
「新しい駅なのに、古いものがごっちゃになった感じですね」
大屋根は東西約180メートル、南北約100メートル。今月4日に開業した駅北側のノースゲートビル12階と
南側のサウスゲートビル8階をつなぎ、屋根の下に並ぶ六つのホームを覆う構造になっている。
JR西によると、ホームの屋根には戦前の1940(昭和15)年に作られたものもあるといい、
開業後は、各ホームの古い屋根は両端の数メートルを残してすべて撤去する計画だった。
「ホームの乗降客に最高55メートルある大屋根の開放感を体感してもらいたい」とPRしていた。
JR西創造本部の宮崎博司課長は「このままにはしておけないので、可能な限り古い屋根を外し、
雨があたらない対策を考えたい」と話す。社内では現在、古い屋根を透明のものに付け替える案など、複数の方法が検討されているようだ。
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