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<福島第1原発>地震直後データ公表 現場、極度の混乱
東京電力が16日公開した福島第1原発事故に関する膨大なデータによって、
地震と津波で同原発が冷却機能を失う過程と、対応に追われる現場の混乱した
状況が明らかになった。事故から2カ月以上たち、ようやく表に出てきたデータ。
政府は近く発足させる事故調査特別委員会で、原因究明や初期対応の妥当性
などの検証を始める。
◇非常用復水器、手動で停止 炉心溶融加速か
福島第1原発で最初に大半の燃料が溶融した1号機で、全電源喪失の際に働く
唯一の冷却装置である「非常用復水器」を、地震発生後に運転員が手動で停止させていた。
東電は「16時間後に炉心の大部分が崩壊した」とする解析結果を15日に公表したが、
これほど速く炉心溶融が進むのは「非常用復水器が停止した」という想定のためだ。非常用
復水器が働けば原子炉が冷やされ、それだけ炉心溶融を遅らせることができる。運転員の
操作が1号機の炉心溶融を早めた可能性があり、今後事故を検証する上で重要なポイント
になるとみられる。
東電によると、11日午後2時46分に地震が発生し、非常用復水器が自動で起動した。
しかし原子炉が冷やされすぎて圧力が70気圧から45気圧に急激に低下したため、
同午後3時ごろ、運転員が弁を閉めて非常用復水器を停止させたとみられるという。
その後、運転員が何度か弁の開閉操作を行う中で、同午後3時半ごろに津波が来襲。
弁を駆動させるための直流電源が水没し、弁の開閉が不能になったとみられる。
また、次に弁を開いて非常用復水器を起動したのは同午後6時10分で、その15分後にも
再び弁を閉じて約3時間停止させた。こうした操作が、長期間にわたる冷却機能の喪失を
招いた可能性がある。非常用復水器の駆動を妨げるような操作について東電は「運転手順書
に従ったことなどが考えられる。詳細は分からないが、今後検証したい」と説明している。【酒造唯】
(以下略)
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