11/05/14 10:07:26.71 LVs5W08k0● BE:347523269-2BP(204)
sssp://img.2ch.net/ico/torimasu.gif
1号機、冠水作戦窮地…4千t以上の水消えた
東京電力福島第一原子力発電所の事故収束に向け、最も復旧作業が進んでいた1号機で、大量の燃料が溶融し、
圧力容器の底部にたまる「炉心溶融(メルトダウン)」が判明するなど工程表の見直しを迫るトラブルが相次いでいる。
事故から2か月経過した今になって、こうした想定外のトラブルが発覚したのはなぜか。背景を追った。
◆メルトダウン◆
「(全炉心溶融は)想定しなかった。認識が甘かった」
細野豪志首相補佐官は13日開かれた政府・東電統合対策室の記者会見で見通しの甘さを認めた。
福島第一原発1~3号機は、東日本大震災によって冷却機能を喪失、水で満たされているはずの燃料が露出した。
必死の注水作業を続ける東電は、「燃料の一部は溶融したが、メルトダウンはしていない」としてきた。
経済産業省原子力安全・保安院も同様の見方で、先月17日に東電が発表した原子炉安定化に向けた工程表は、
これを前提にした作業計画だった。
それだけに、12日判明した1号機の炉心溶融は関係者に大きな衝撃を与えた。
原子炉を冷やすため、格納容器に水を満たす冠水(水棺)作業は、順調に進んでいると思っていたからだ。
現実は違った。炉心溶融は、原子炉建屋内に作業員が入り、水位計を修理・調整したことで判明。
圧力容器内(高さ19メートル)の水位は底部から最大で4メートルしかなかった。
燃料が崩壊した底部の穴やすき間から漏出したと考えられる。
格納容器側の水位も想定より低く、これまで注水された1万トンのうち、少なくとも4000トン以上の水が「消えた」ことになる。
つづく
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)