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カンヌ映画祭開幕 常連の実力派ずらり 河瀬、三池両監督も
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11日夕、メーン会場に、開幕作「ミッドナイト・イン・パリ」のウディ・アレン監督を始め、
コンペ部門の審査員長ロバート・デニーロ、審査員のジュード・ロウ、ユマ・サーマンらが集った。
名誉パルムドールに選ばれたイタリアの巨匠ベルナルド・ベルトルッチ監督が開幕を宣言した。
今年のコンペにはパルムドール受賞経験のある監督が3組やって来る。「息子の部屋」のナンニ・モレッティ(イタリア)。
「ダンサー・イン・ザ・ダーク」のラース・フォン・トリアー(デンマーク)。
「ロゼッタ」「ある子供」で2度受賞のダルデンヌ兄弟(ベルギー)は史上初の3度目の受賞を狙う。
ほかにも、ペドロ・アルモドバル(スペイン)やアキ・カウリスマキ(フィンランド)といった常連監督が名を連ねる。
河瀬監督も常連の一人。「萌の朱雀」で新人賞に当たるカメラドール、「殯(もがり)の森」で第2席に当たるグランプリを獲得している。
奈良を舞台に1人の女と2人の男が濃密な愛の物語を繰り広げる。カンヌに愛される河瀬監督が最高賞を射止めるか。
「シン・レッド・ライン」でベルリン金熊賞のテレンス・マリック(米)は「ツリー・オブ・ライフ」で参加する。
寡作ぶりも手伝って新作が待望されていた。ブラッド・ピットとショーン・ペン演じる父子を軸とした家族の物語だ。
一方で新鮮さも強調されている。オーストラリアのジュリア・リーとオーストリアのマルクス・シュラインツァーという2人の新人監督がコンペに入った。
三池監督もカンヌのコンペは初参加。武士が重んじる体面の本質を問い直す。
日本関係では短編コンペ部門に田崎恵美監督の「ふたつのウーテル」が出品される。斬新な作品を集めた「ある視点」部門には、
加瀬亮が出演する米国のガス・バン・サント監督「永遠の僕たち」と、辰巳ヨシヒロの劇画を原作にしたシンガポールのエリック・クー監督「TATSUMI」が、
監督週間には園子温監督「恋の罪」が参加する。(カンヌ=石飛徳樹)
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