11/05/07 11:46:41.14 NlCDLBUJ0 BE:1237440285-PLT(13033) ポイント特典
sssp://img.2ch.net/ico/sii_marara.gif
中部電力は7日、政府が要請した浜岡原発の全面的停止を受け入れた場合、夏のピーク時に必要な電力供給を維持できる
のかどうか詰めの議論を進める。菅直人首相は6日の会見で、国民の協力を含む省エネの工夫などで対応できるとの認識を
示したが、稼働中の浜岡4、5号機を止めれば安定供給が可能なレベルではなくなり、綱渡りの事業運営を余儀なくされるのは必至だ。
浜岡原発は1、2号機が廃炉に向けて既に停止。定期点検中の3号機と稼働中の4、5号機を合わせた電力供給力は約360万キロワットに上る。
経済産業省によると、中部電が2011年度の当初計画で示した夏場のピーク需要は2709万キロワット。これに対し、総供給力は3089万キロワ
ットで、原発を全て停止すれば供給余力は20万キロワットしかなくなる。昨夏のような猛暑になれば、余力はたちまち吹き飛ぶ。
中部電の原子力発電への依存度は14%(09年度)と東京電力や関西電力より低いが、今年は東日本大震災に見舞われた東電に100万
キロワットの電力融通も予定している。
中部地方はトヨタ自動車を筆頭に基幹産業が集積している上、交通の大動脈である東海道新幹線への安定的な電力供給が不可欠。
中部電は火力発電所の増強や供給余力がある関西電力への融通要請などで、浜岡原発の代替電力確保に万全を期した上で、政府要
請への対応を最終判断する。
URLリンク(www.jiji.com)