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埼玉に生きる(中)双葉町・加須移転から1カ月
「名前の確認をします」。4月21日、久喜市菖蒲町の複合商業施設「モラージュ菖蒲」。
加須市の旧県立騎西高校に集団避難している福島県双葉町民を対象とした就職面接会で、ハローワーク行田(行田市)の職員として働く
同町の相楽比呂紀さん(42)と西内芳徳さん(42)の姿があった。町民の悩みに親身になって耳を傾け、別の就職面接会にも応募するよう町民に声を掛けて回った。
震災前、西内さんは切り花や水稲の農家、相楽さんは小売業を営んでいたが、福島第1原発事故の影響で職を失った。
ともに「一刻も早く仕事がしたい」という思いで求人に応募。現在は雇用保険の手続きや仕事の紹介を行っており、いずれ双葉町民の就労相談に乗るという。
ハローワーク行田が双葉町民向けに取り扱っている求人は4月27日現在、421件1134人。このうち採用されたのは14人。
このほかに同26日に実施された羽生市の商業施設「イオンモール羽生」の就職面接会は8人が希望し、うち7人が就職、1人が辞退した。
同労働局が集計した就職ニーズのアンケート(22日現在)でも、回答した双葉町民243人のうち一時的なアルバイトの希望は「なし」が103人で、「あり」の78人を上回っている。
求人件数に対して就労希望者数や採用者数に開きがあるのはなぜか。
同労働局によると、雇用保険の失業給付には特例があり、事業所が被災して賃金を受け取れない場合、従業員は離職していなくても失業給付が受けられるが、
仕事を始めると失業給付金は受け取ることができない。このため、職業安定課の斉藤明男課長は
「失業給付金を受け取って様子を見る人と、自営業などで失業保険が申請できないため就職をする人で分かれている」と分析。
同労働局は「これからはオーダーメード型の求人が必要」と、町民に希望職種のアンケートを実施して希望の職に就けるよう企業に声を掛けている。
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