11/05/02 03:40:56.47 ctaUU1Qd0
>>243
日本沖で起きた巨大地震について 静岡大学防災総合センター教授 小山真人
(2011年3月21日記、
23-24日リンク追加、24日富士山と延宝地震について追記、30日いくつかの補足とリンク修正・追加、4月2日修正と補足)
URLリンク(sk01.ed.shizuoka.ac.jp)
また、今回の地震では、三陸~茨城沖にある南北500kmにおよぶ
巨大な震源断層面が最大30mほどずれ動きました。
さらに、地震後も震源断層は安定化せず、
「余効変動」と呼ばれるゆっくりとした断層運動が継続しており、
その一部は震源域の周囲にも洩れ出しているように見えます。(国土地理院)
さらに、茨城沖の南側に横たわる房総沖のプレート境界での、
M8級の続発地震も心配ですし
実際に、この領域では1677年にM8級とされる延宝津波地震が発生しましたが、
くり返し間隔が不明。
実際にインドネシアでは、2004年スマトラ沖地震(M9.1)の南側に隣接した、
プレート境界で、3ヶ月後にM8.6の大地震と大津波が生じました(図2)。
その後も、M8.5~M7.8級の、大地震が何度か引き続いて
今日に至っています。
こうした状況が今後日本でも続くことが懸念されます。
つまり、日本の地殻は、言わばパンドラの箱が開いてしまった状態にあります。