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露から福島案ずるメール続々
府中市の市民団体ジュノーの会に、旧ソ連のチェルノブイリ原発事故の被災者から電子メールが相次いで届いている。
国際評価尺度でチェルノブイリと並ぶ「レベル7」となった福島第1原発事故の被災者の健康を案じている。
チェルノブイリの被災者団体「ゼムリャキ」のメンバーから計24通が届いた。
タマーラ・クラシツカヤ代表は「政府が脅威がないと言っても直ちに避難し、子どもを救って」と呼び掛け。
「靴のほこりを拭き取り、手を洗い、部屋の中を頻繁に雑巾がけした。帽子やスカーフを着け、髪を覆うことも大切」など体験を生かしたメッセージもあった。
ジュノーの会はメールの日本語訳を支援物資に添えて福島市の被災者に届けている。
会のブログでも公開。24日午後1時半からは、府中市文化センターで報告集会も開く。
甲斐等代表は「ヒロシマ・ナガサキとチェルノブイリの声を福島の人に伝え、危機感を共有したい」としている。
URLリンク(www.chugoku-np.co.jp)