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福島県や農林水産省は、福島第1原発事故で「計画的避難」や「屋内退避」の
対象になっている地域の牛や豚を、圏外に避難させる方針だ。ただ、受け入れを表明した
東海地区の酪農家が、インターネット上で中傷され、断念するケースも出始めるなど、難航も予想される。
1カ月をめどに避難対象となる「計画的避難」区域の福島県飯舘村。黒毛和牛を育てる庄司武実さん(57)は
「牛を飼っている者は不安で仕方がない。こんな状態では当たり前でしょ」と憤りをあらわにする。
父親の後を継いで30年。「草原の草を食べて育つ。うちの牛は赤身が多くて、うまいんだ」。
競りに出した子牛が、三重県や山形県で育てられ、全国でも屈指のブランド牛になる。それを誇りにしてきた。
福島県の調査によると、今月上旬、村内の土壌からは1キログラムあたり最大2万ベクレル以上
(規制値5000ベクレル)のセシウムが検出された。県は「計画的避難」区域の牛や豚の飼育数は
把握していないが、原発から半径20~30キロ圏内の「屋内退避」区域だけでも、牛1万頭、豚1万3千頭が飼育されている。
家畜の世話をするために自宅にとどまったり、餌をやるために避難先から通う農家もいる。
農水省は今月上旬、農協などを通じて、全国の酪農家や畜産農家に、家畜の受け入れ希望
を調査した。数十の農家が「可能」と回答したという。
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