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福島のウニ・アワビ漁、解禁見送り 原発汚染水など懸念
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福島第一原発の事故を受け、福島県いわき市沿岸を中心にウニ、アワビ漁をしている県鮑雲丹(あわびうに)増殖協議会(秋山和夫会長)は、5月1日に解禁される今期の漁はしないことを決めた。
東京や大阪などにも出荷される特産物だが、今年はお目にかかれないことになる。
県水産試験場によると、2009年の県内の漁獲はアワビが21.9トン(1億4200万円)、ウニが43.4トン(1億3700万円)。ほとんどがいわき市内の水揚げで、ウニの9割以上はホッキ貝の殻に詰めた「貝焼き」に加工される。
だが、原発の不安定な状態が続いており、素潜りをする漁師らには汚染水が海に流れ出ることへの懸念がある。風評被害で売れる見込みも薄いことが予想されるため、漁の見送りを決めたという。
県の協議会は、いわき市採鮑(さいぼう)組合(約140人)とほぼ同じメンバーで構成されている。同組合薄磯支部の鈴木一好さん(59)は「解禁を目標に種ウニを放流するなどして準備してきたのに、悔しい。
漁ができなければ津波被害から生活の立て直しようがない。一時補償だけでも早急に手当てしてほしい」と話す。(西堀岳路)