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プルトニウムを嚥下し消化管に入った場合、そのおよそ0.05%程度が吸収され、
残りは排泄される。吸収されたプルトニウムは、骨と肝臓にほぼ半々の割合で蓄積される。
皮膚との接触については、傷が無い限り吸収されない。
最も重要な取り込み経路は、空気中に粒子状になったプルトニウムの吸入である。
気道から吸入された微粒子は、大部分が気道の粘液によって食道へ送り出されるが、
残り(4分の1程度)が肺に沈着する。沈着した粒子は肺に留まるか、
胸のリンパ節に取り込まれるか、あるいは血管を経由して骨と肝臓に沈着する。
プルトニウムは一度吸収されると体外へ排出されにくいのが特徴である。
生物学的半減期はウランやラジウムと比べても非常に長く、骨と肝臓でそれぞれ20年と50年である。
吸収線量あたりの有害さは核種や同位体によらずラジウム等と同程度であるが、
プルトニウムの扱いに特に注意が必要なのは、まさに排出されにくいという特徴によるものである。
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