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札幌市長選あす告示 本間氏、上田氏 一騎打ちへ
札幌市長選は２７日告示される。立候補を予定するのは出馬表明順に、新人で元総務省自治大学校
研究部長の本間奈々氏（４１）＝自民推薦＝と、２期目現職の上田文雄氏（６２）＝民主、社民、国民新、
市民ネット推薦＝の２人で、両氏の一騎打ちとなる見込みだ。投開票日は４月１０日。
本間氏は札幌市への出向経験があり、自民党札幌市支部連合会の要請を受け、昨年１２月に立候補表明した。
公約は経済活性化に力点を置き、市が計画する路面電車（市電）の延伸を見直すとした一方、
市営地下鉄の清田区方面への延伸を掲げる。また、公共投資の５割増、除排雪対策の徹底、
市の人件費１０％削減などを盛り込んだ。
３選を目指す上田氏も、昨年１２月に出馬表明。公約は、子育て支援や高齢化社会への
対応などの福祉政策を柱とし、保育所定員の４千人増、全中学校区への常設子育てサロン開設、
特別養護老人ホームの定員千人増などを打ち出した。これらの施策と連動した経済政策として、
福祉施設などを中心にした５万人の雇用創出も訴える。
両氏は公共事業と財政再建への考え方や、市電と地下鉄のどちらを延伸させるかなどについて、
激しく対立している。前回市長選で、自民党系候補を推薦した公明党は今回、自主投票を決定。
共産党は前回に続き候補擁立を見送った。
URLﾘﾝｸ(www.hokkaido-np.co.jp)
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