11/03/28 10:16:24.27 wzhFh3QDP BE:1818483539-PLT(12000) ポイント特典
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楽天の小坂誠育成野手担当コーチ(37)が、宮城県山元町の避難所で生活していることが23日、分かった。
この日、島田亨オーナー(46)が激励に訪れた。
昨年限りで14年間の現役生活に別れを告げた小坂コーチは、コーチ就任を機に仙台市から山元町の
実家に引っ越し。年明けから両親と夫人と3人の子供の7人で新生活をスタートさせた。地震があった11日は
、Kスタでリハビリ選手の練習に参加。翌12日に実家に帰ったところ、家は床上浸水しており、
近くの小学校で避難生活を余儀なくされている。
見慣れた光景のあまりの様変わりぶりに、小坂コーチは「言葉が出なかった」とポツリ。実家は海から約1キロの
ところにあるが、「50メートルほど海寄りの家は1階が全部流されていた」と津波の恐ろしさにぼう然としていた。
実家には多量のヘドロが押し寄せ、流木が刺さった状態。現在は球団の了承を得て、チームを離れ実家近くの
がれきの除去などを行っている。「早くどかさないと、まだ避難所に行く道ができていない。本当は若い
僕たちがもっと頑張らないといけないんですが…」。朝はご飯と汁物、昼はカップラーメン。避難してから
1度風呂に入っただけで、ひげ面の小坂コーチは無力さに唇をかみしめた。
地震が起きた時、小坂家は長女が幼稚園に通っていた。帰宅を待とうという意見もあったが、避難の準備をして
一家総出で幼稚園に長女を迎えに行きそのまま避難。「山の方に逃げたので助かったと思う」と
小坂コーチは話した。
いまだに幼なじみで2歳年下の後輩の行方が分かっていない。現役時代から少年野球大会を開催していたが、
その球場もヘドロまみれだという。「野球で元気を与えるとかまだ言えないけれど、
近い将来、また元気を与えられたら。もう一度、のどかな街が戻ってほしい」と祈るように話した。
URLリンク(hochi.yomiuri.co.jp)
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