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東日本大震災後に、周辺で地震活動が活発になった活火山が少なくとも全国で13あることが
26日、気象庁などへの取材で分かった。専門家は「1~2カ月は注意深く観測する必要がある」と指摘している。
地震の増加が観測されたのは、関東や中部の(1)日光白根山(2)富士山(3)箱根山
(4)焼岳(5)乗鞍岳(6)伊豆大島(7)新島(8)神津島、九州の(9)鶴見岳・伽藍岳
(10)九重山(11)阿蘇山、南西諸島の(12)中之島(13)諏訪之瀬島。
大半は11日の巨大地震直後から地震が増え、翌日には収まったが、箱根山、焼岳、富士山の
周辺では25日時点でも地震活動が継続。 静岡大の小山真人教授(火山学)は「巨大地震により、
地殻のひずみが解放された領域がある一方で、別の領域のひずみは蓄積され、東日本全体の地殻の
状態が不安定になってしまった」と警鐘を鳴らしている。
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