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宗教者による心のケアを被災者に
25日午前11時時点の各警察本部のまとめによると、東日本大震災の死者は1万35人、届出のある行方不明者は
1万7443人で、計2万7478人となった。行方不明者の捜索や被災者の避難生活は長期化し、被災者の心のケアに
重点が置かれ始めている。
被災地では、犠牲者の多さや燃料不足により、遺体を火葬する能力が限界を超えており、宮城や岩手では土葬が
始まっている。家族や知人を亡くしたことに加え、その遺体を十分な葬儀もできないまま土葬せざるを得ない悲しみは
想像するに余りある。
こうした遺族の心のケアを行うべく、精神医療関係の専門家も様々な提言を行っているが、本来は人の死を専門とする
宗教者こそが、率先して義務を果たすべきだろう。実際に震災後、各メディアが僧侶の救援活動やコメントを報じ、
25日付朝日新聞も、大阪大准教授(宗教社会学)らが宗教者の活動情報の共有のためフェイスブック上に開設した
「宗教者災害救援ネットワーク」を紹介している。
幸福の科学の大川隆法総裁も震災後、魂の永遠性について改めて説き、正しい信仰を持って生きた人は、たとえ苦しい
最期を遂げたとしても必ず素晴らしい世界に還ることを述べている。また、残された私達が正しい信仰を持って明るく
生きることこそが、故人への何よりの供養になるという真実を、宗教者が広く伝えていくことが望まれている。
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