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「暗闇でパニック状態」=建屋入り口に数百人殺到-福島第1原発4号機の作業員
「暗闇でみんなパニック状態だった。高い耐久性を信じていたのに」-。東日本大震災で大きな被害を
受け、2度火災が起きた福島第1原発4号機。タービン建屋内で地震に遭った作業員の男性(20)=福島
県浪江町=が当時の様子を語った。
男性は配線工事などを担当する東京電力の下請け会社に勤務。11日はタービン建屋の地下1階で
作業をしていた。最初の揺れは大したことはなかったが、「ズドッ」という音が聞こえた次の瞬間、大きな
横揺れが襲った。
配管などに積もったほこりが一気に舞い、停電で真っ暗に。「すぐに避難できず、みんな焦るばかり
だった」という。非常灯もつかず、懐中電灯を頼りに1階の建屋入り口に向かった。
入り口には数百人の作業員が押し寄せており、必死の思いで脱出。「津波が来るぞ」と上司に言われ、
すぐ事務所に退避した。建屋の壁は崩れ、敷地内の道路には地割れもあり、「安全な場所だったはず
が…」とショックを受けた。
その後、上司が「解散しろ」と指示。上司の車で浪江町にある自宅近くまで送ってもらった。今は、浪
江町に避難指示が出されたため、福島市の避難所に家族3人で身を寄せている。会社からは、復旧
作業のため近々戻される可能性もあると聞かされている。
「地元は廃炉を望むかもしれない。自分も原発のせいで家に戻ることができない被害者。でも、もう一
度稼働させるのなら、精いっぱい復旧に尽くしたいと思う。不安の中で作業している現場の人に、何と
か頑張ってほしい」と力を込めた。(2011/03/24-14:32)
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