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ボランティア「仕事ない」 需給ミスマッチ深刻
2011年3月24日 朝刊
東日本大震災で復興の担い手となるボランティアが殺到し、作業を割り当てられないという「需給のミスマッチ」が起きている。
沿岸部で百体以上の遺体が見つかるなど大きな被害を受けた仙台市若林区のボランティアセンターを二十三日、訪ねた。 (森本智之)
「こんなに待たされるとは。仕事する前に疲れちゃいました」
受け付けから三時間以上待っていた同市宮城野区の石川明典さん(30)は嘆息した。
待合室では大勢のボランティア希望者がいすに座り込んでいる。
センターは区内の避難所や市民から依頼を募り、ボランティアに仲介する仲人のような存在だ。
だが、スタッフは「希望者が多すぎて現時点では回せる仕事がない」と申し訳なさそうに話す。
午前九時の受け付け開始時から約百三十人が列をつくった。
避難所のトイレ掃除四人」「倒れた家具の片付け五人」…。
スタッフが声を掛けると、次々に希望者が手を挙げ、仕事はあっという間になくなっていく。
余った人たちにはセンターの事務などが割り当てられた。
ボランティアは避難所の手伝いや民家内での作業を想定して来る人が多い。
若林区の高校三年女子(18)は「被災者と触れ合えるような仕事が良かった。事務作業なら応募しなかったのに」と残念そうだ。
センター開設直後の十八日には六百人が殺到したが、仕事は五十人分だけだった。
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