11/03/24 03:16:23.59 dxAFVMoq0
誰も書いていないようだから、ちょっと思いついたことをひとつ
石原慎太郎の『大いなる海へ』という著書をご存知だろうか?
彼はこの著書で「日本の漁業権ほど出鱈目な規定はない。…いずれにしても現在では一方的な漁業権というものは
当然改正されていいものだと私は信じる。」と書いている。
若きヨットマンだった彼は、漁師たちが我が物顔に占拠してみすぼらしい日本の港湾を、欧米のようなヨットハーバーで
美しい景観に塗り替えたい夢があったけれど、漁業権にあぐらをかいた漁師たちの反対で思うようにならなかった事を
今も恨みに思っていたと想像できる。
そんないきさつもあって、津波で漁村が一掃されたことで思わず本音が出てしまったのではないかな?
東北に対してというより、ライフワークのヨットの価値を、趣味と生活の天秤にかけ、全くとりあわなかった漁師たちに対して。