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<東日本大震災>避難生活、高齢者に重く 入院患者死亡も
毎日新聞 3月22日(火)19時17分配信
東日本大震災後、被災地の病院や避難所で患者や高齢者らの死亡が相次いでいる。
22日は新たに、岩手県釜石市の病院で入院患者9人が死亡していたことが判明し、死者は少なくとも33人に上る。
被災地では医薬品や燃料などの不足に加え、ライフラインも完全には復旧していない。
23日以降、冬型の気圧配置で最低気温は氷点下に下がる見込みで、専門家からは「このままではさらに死者が出る可能性がある」と懸念の声が上がっている。
地震と津波でボイラーが故障した上、停電にも見舞われた同市大渡町の「釜石のぞみ病院」。寒さにさらされ、19日までに入院患者の男女9人が肺炎で死亡した。
いずれも高齢者だった。医師によると、病棟内の温度が0度を下回ることもあったという。
病院関係者によると、地震発生時の入院患者は151人。停電中も医師らは、たんの吸引などは手動の機器で対応したが、
寒さの中で患者の体力が低下し続け、衰弱して死に至ったとみられる。釜石市によると、電気が復旧したのは16日昼過ぎだったという。
病院は13日から他の病院へ患者の移送を始めており、23日までに入院患者を58人にする計画。一方、ボイラー復旧のめどは立たず、患者は寒さに震えているという。
病院関係者は「支援物資に電気ストーブを要望しているが、ほとんど届かない」と話す。
病院の入院患者では他にも、原発事故で避難指示圏内にあった福島県大熊町の双葉病院の入院患者21人が、適切な医療処置を受けられないまま避難先で死亡したことが17日に判明している。
避難所で死亡するケースも続いている。
宮城県によると、仙台市若林区の小学校の避難所で16日朝、70代の女性が仮設トイレの前で倒れているのが見つかり、病院に運ばれたが死亡した。
18日夜には同区の別の小学校でも、避難中の男性(87)がうつぶせに倒れているのが見つかり、翌19日朝に病院で死亡した。
茨城県大洗町では15日、体育館に避難していた女性(86)が体調を崩して死亡。町によると死因は心肺停止で、その原因は分かっていないという。
(略)
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