11/03/19 13:08:42.54 s5Bu2Qb/0● BE:2330251698-PLT(20002) ポイント特典
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東日本大震災で被害を受けた東京電力福島第一原発(福島県大熊町、双葉町)では19日、電源復旧作業が進められ、同日にも1、2号機へ送電できる見通しになった。
3~6号機でも20日には送電できる見通し。
電源が復旧すれば、冷却水を供給して核燃料を冷やし、現在の危機的な状況を切り抜けられる可能性がある。
東電によると、17日に始まった電源復旧作業は夜通し続けられた。
40年前の原発建設時に使った東北電力の送電線から1、2号機まで仮設ケーブルを引き込んだ。
作業員の被曝(ひばく)を避けようと、巨大な糸巻きのような500メートルのケーブル三つ、計1.5キロ分を、
山側を大きく迂回(うかい)して構内の道路沿いに引いた。
3~6号機はこれとは別に、東京電力の自前の送電線から仮設ケーブルを引き込む。
3~6号機も20日に作業が終了する見通しという。
電源を最初に引き込むのは2号機。原子炉内の核燃料の一部が露出し、
原子炉を覆う格納容器につながる圧力抑制室が破損しており、放射性物質が外に漏れている恐れがある。
消防用ポンプで水を原子炉に注入することが試みられているが、大容量の電源が復活し、
ポンプを動かして大量の水を供給することができれば、核燃料を冷やすことができる。
危機的な状況にある1~4号機のうち、2号機は唯一、原子炉建屋が爆発せずに残っている。
関係者の間では、2号機の爆発も時間の問題と思われていた。
建屋を調べると、思ったより被害が少なかった。
複数のポンプについても電気系統が正常らしいこともわかった。
ただ、電源の回復は危機を脱する第一歩に過ぎない。
ポンプを動かすためには、ポンプそのものを冷やすポンプを動かし、多くの弁をきちんと作動させる必要がある。
電源を入れて作動させる前に、一つ一つ確認する作業も必要だ。
ポンプが損傷している場合に備え、代替用の仮設ポンプはすでに準備している。
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