11/03/16 21:03:40.67 wqMIminbP BE:136325186-PLT(12000) ポイント特典
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寒さと絶望で眠れぬ夜 壊滅の街・女川避難所で一夜
被災者は余震の恐怖と厳しい寒さで、眠れない夜を過ごしていた。約45万人が避難所暮らしを続ける
東日本大震災。満足な食事がとれず、燃料が届かない避難所も多く、家族や家を失った人たちは過酷
な状況で、憔悴(しょうすい)の色が日増しに濃くなっている。町の大部分が壊滅した宮城県女川(おなが
わ)町で被災者とともに夜を明かした。
薄暗くなった15日午後4時半、夕食の配給が始まった。高台にあり、約2千人が身を寄せる町総合体
育館。この日の夕食は、小さな菓子パンに、菜っ葉だけのみそ汁とさつま揚げだった。
「パンじゃ力が出ないよ。梅っこ入ったおにぎりが食べたいよ」。津波で家を失った安部ちよみさん(60)
はつぶやいた。幼い4人の子供を抱える鈴木真由美さん(34)は「自分は我慢できても、夜におなかをす
かせて泣くこの子がかわいそうで…」と話し、1歳の長男を抱いた。2日前は具のないみそ汁だけだったと
いう。
避難所では食料だけでなく、医薬品も、トイレも、生理用品も何もかもが足りない。着の身着のままの避
難から5日目を迎えたが、いまだに着替えもなければ手を洗う水もない。
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