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被災地へのボランティアについての問い合わせ窓口は中央区の「あすみん」
東日本大震災で被災した人々への支援の輪が全国的に広がる中、福岡都市圏でも１４日、自治体や企業が被災地へ
の義援金を募ったり、救援物資の搬送に乗り出したりするなどの動きが相次いだ。
筑紫野市は、市役所や市生涯学習センターなど計８カ所に募金箱を設置。市社会福祉協議会はＪＲ二日市駅など３駅
前で街頭募金を呼びかけた。大野城市では同日閉会した市議会が義援金を集めることを申し合わせた。
朝倉市は防災無線で市民に募金を呼び掛けた。古賀市も市役所など市内６カ所に募金箱を設置した。約２０カ所に募
金箱を置いた宗像市の男性担当者は「あまりに被害が大きくて何から手をつけていいか分からないけど、力になれるこ
とから始めたい」と話した。
福岡市は、被災地への支援を迅速に行うために、「支援本部」（本部長・高島宗一郎市長）を設置し、ホームページで支
援に関する情報の提供も始めた。また義援金を受け付ける銀行口座も開設した。口座名は「東北地方太平洋沖地震・福
岡市義援金」。福岡銀行福岡市庁内出張所の口座番号は「普通預金１０４１４１１」、西日本シティ銀行天神支店の口座番
号は「普通預金２８７１２１７」。両行の各本店・支店の窓口では、４月１３日まで振込手数料を無料で受け付ける。
被災地でのボランティアについての問い合わせ窓口も市ＮＰＯボランティア交流センター「あすみん」（中央区）に置いた。
問い合わせは「あすみん」＝０９２（７２４）４８０１。
現地に支援物資を届けようとする企業も。糸島市の飲料メーカー・九星飲料工業は全国清涼飲料工業会の要請に応じ
、緑茶（５００ミリリットル）１万６８００本を同会を通じて送ることを決めた。同社部長は「苦しんでいる人々へのお見舞いの
気持ちです」と話した。
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