11/12/03 09:45:10.97
「就活」不安な短期戦 「倫理憲章見直し」２ヵ月遅れ解禁
URLﾘﾝｸ(www.nishinippon.co.jp)
２０１３年春卒業予定者の就職活動が１日、九州でも従来より２カ月遅れて本格スタートした。
経団連の倫理憲章見直しに伴い、九州でも大学や企業が対応に追われている。
選考開始は今までと同じ来年４月からという短期決戦になるため、学生、企業ともに競争激化
に拍車がかかりそうだ。「地方の学生と企業には不利」。早くも双方から戸惑いの声が上がっている。
■学生
「皆さん、セミナーなんですからリラックスして聞いてください」－。
２０１３年春卒業に向け、企業の採用活動が本格スタートした１日、西南学院大学（福岡市早良区）
であった「保険業界研究セミナー」には３００人が詰めかけ、大講義室は満席になった。
硬い表情で採用情報を黙々とメモする３年生たちに、講師が苦笑いした。
西南大は１１月から業界セミナーを数多く開いているが、例年の倍以上集まる日も多かった。
同大就職課は「昨年より採用情報を得にくくなり、不安に駆られる学生が増えている」と指摘した。
同文学部３年の佐藤佑果さん（２１）は１日、日付が変わった直後から就活サイトで情報検索を始め、
朝までに４０社に登録（エントリー）し、「焦りを感じる。少なくとも１００社はエントリーしておきたい」
と不安げだった。