11/08/08 21:30:57.24
就活 学校が全力支援
2011年2月13日 中日新聞
「書類選考の段階で落とされることもあった。自分の内面がちゃんと評価されているか分からずに悩んだ」。
春日井市松本町の中部大国際関係学科四年吉田友子さん(二五)は、半年余に及んだ就職活動を振り返る。
地元の信用金庫から内定を得るまでに挑んだ企業は、三十社近くに上った。
大学生の就活は長期化している。三年夏のインターンシップ(就業体験)に始まり、
企業説明会、エントリーシートの提出、筆記試験、複数回の面接と次々に関門が待ちかまえる。
四年生になると講義やゼミを犠牲にして就活する学生も多いが、それでも
「優秀なのに内定が取れていない友人もいる」(吉田さん)。
厚生労働省によると、今春卒業予定者の就職内定率は68.8%と過去最低(十二月一日時点)。
中部大の場合も72.7%(一月末時点)と一昨年より14ポイント低下し、
就職希望者の半数が内定を取れていない学科もあった。佐藤厚キャリアセンター長は
「リーマンショックの影響が採用計画にまで織り込まれている」と話す。