11/05/03 19:32:29.59
>>118
リサーチ・シンクタンク・コンサル部門って
企業の経営戦略とか業務改善ばかりに見えるけど
科学計算とか科学技術に関する調査っていうガチガチの技術研究職者がいる。
なんでそういうのが銀行のシンクタンクにできたかというと
・シミュレーション等科学計算を行いたい、でも昔は大きいコンピュータは高い。
→コンピューターをたくさん持っている銀行のシステム部門に頼もう
・メーカーや大学などの技術への新規投資
→銀行側に、科学技術がわかる人が必要
そういう人たちが、銀行のシステム部門と一緒にやろうとできたのが
日本のシンクタンクのはじまりのひとつの流れ。あと、かく財閥の化学企業などからの
技術者の統合・出向。
シンクタンク系の会社と純粋銀行SI会社との違いはこういった部分もある。
三菱に関してはMRIにその部門を移して、純粋に研究とシステム開発に分けた。
SMFGはJRIとJSOLにそれぞれ持って、みずほはMHIRに持っている。
似た感じとしては商社系も科学計算・エンジニアリング系部署を持っている。